ティッピーゴールデン...

本名はティッピーゴールデンフラワリーオレンジペコ[注 1]。ラビットハウスで飼われているアンゴラうさぎ。普段はチノの頭の上に乗っていることが多く、モフモフとした姿からココアに好かれている。実はティッピーこそがラビットハウスのオーナー、つまりチノの祖父なのだが、何故か今はメスうさぎの姿になっている。どうしてそうなったのかは明かされていないが、チノの発言によると祖父自身は亡くなっているらしく、ティッピーは元々ラビットハウスで飼われていたメスうさぎだった。人としての人格のようなものがティッピーの中に入った形であり、そのためココアなど若い女の子に抱きつかれたりすると困ってしまう。人間だった頃は粋人だったらしく、チェスを嗜んだりもしていた。うさぎとしては珍しい種であるためか、犬と間違われたり、単なる毛玉扱いされることも少なくない。また、正体は家族以外には秘密らしく、前述のように普段声を発するときはチノの腹話術ということにしている。