※内容によってはネタバレを含む可能性が御座います。予めご了承下さい。
誕生日
12月31日
週刊ジャンプの人気漫画『ハイキュー!!』。主人公「日向翔陽」と「影山飛雄」が、お互いを高めながら日々奮闘する、友情・努力・勝利を描いた作品です。しかし、烏野高校バレー部は“烏合の衆”と言われる程に癖のある人たちの集まり・・・。今回は、その部をひとつにまとめる3年主将「澤村大地」の魅力についてご紹介させて頂きます。
主将としてチームを盛り上げるのはもちろん、チームメイトがミスした時のフォローなど大人顔負けです。自分たちよりはるかにレベルの高いチームと戦うとき、誰よりも声を出し、率先して目の前の敵に立ち向かう。そんな彼の姿を見て奮い立つ選手も少なくありません。また、重要な場面でピンチサーバで出た山口がミスをしてしまった時も、決して彼を責めることなく、「次決めろよ」と、これで終わりではなく次もあるから気を引き締めろと山口の背中を押します。そんな彼の言葉や姿を見て、OBが「あいつ本当に高校生かよ」と呟くほど。まさにチームの精神的支柱です。
彼はWS(ウイングスパイカー)というポジションにいます。そして、彼がその場にいるかいないかで試合の流れも大きく変わります。レシーブにも長けており、対青葉城西戦では超速球のサーブを見事にセッターに返していました。また、春高予選で味方選手と接触事故を起こしてしまった時には、改めて彼の存在が必要不可欠である事を痛感しました・・・。ちなみに、原作やアニメでは、スパイクを打つシーンよりもレシーブをしているシーンのほうが多いです。
上にも記載したように、彼はとても大人っぽい印象ではありますが、学校生活では普通の高校生。1年生マネージャーの話によると、お昼休みに男子バスケ部主将と廊下でふざけあって歩いていたら、肘で警報機を鳴らしてしまったとか・・・。教頭先生からこっぴどく叱られたようです。また、同級生の東峰を「へなちょこ」とおちょっくている場面など、どこにでもいるやんちゃな男子高校生です。そんな彼のお茶目な一面に頬を赤らめる女子生徒もいますが、彼は全然気づいていないようです・・・。チームをまとめるしっかり者も恋愛には疎いのかもしれません。
皆から信頼され圧倒的心の広さで物事を処理していく「澤村大地」。「怒ったら怖い」という印象もありますが、全てはチームが勝つためです。チームの為、仲間の為に、自分がどのようにプレーすれば良いのか、努力を惜しまずに模索し実行しています。チームの大黒柱であり心の支えである彼がいるからこそ、烏野高校排球部は成立していると言えるでしょう。