天海響

声 - 木戸衣吹 / 遠藤綾
この作品の主人公。黒く長い髪が特徴。第1話で他校から転入してきた転校生。
謙虚で礼儀正しく、同級生にも敬語で話す。第1話では顔が硬かったが、緊張していたとのこと（本当は読み切り時の話であるため）。
強い霊感を持っているが、生まれつきのものであるため、本人はさほど気にはしていない。むしろ極めて自然に接している。たまに人を殺しそうな霊に当たる場合もあるが、それでも悪感情は抱かない。真摯に接しすぎて自分のことが疎かになってしまう場合もある。ゾンビは得意ではない。お化け屋敷に入った時は偽物にしか驚かなかった。
天然ボケなところがある上、霊と対応しているときは、霊が見えない周囲の人たちを悪気なく困惑させたり、怖がらせたりすることがあるが、クラスメイトたちとの関係は良好である。また、「必ず心霊写真が撮れる先輩」（江角談）として、一部の後輩達に（心霊アプリ扱いだが）大人気である。
アナログ人間（山田曰く「明治の人っぽい」）であり、スマートフォンの取扱説明書だけで（自身の頭が）オーバーヒートを起こした。
また、猫の言葉を多少理解できる。緊急用としてプリペイドの携帯電話を持っており、彼女の電話番号は「てんごく（天国）へGO!」と読み取れるものになっている。
田村（後述）の発言によれば、中学のころはいじめられたことがあったようだが、本人はそのことを殆ど覚えていない（田村曰く「ごまかそうとしているというより、一部の記憶だけが抜けてしまっているみたい」）。