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『エガオノダイカ』第12話「笑顔の代価」【感想コラム】

決戦の火蓋が切られる。死力を尽くす両軍、数え切れぬほど多くの命が空しく散っていく。 一方、ユウキとステラは戦場から遠く離れた地……ベルデ皇国の旧領土に辿り着いていた。 戦乱を止めるため、多大な痛みを伴

『エガオノダイカ』第12話「笑顔の代価」クラルスを止める。ユウキの思いはステラに届くのか…。【感想コラム】

TVアニメ『 エガオノダイカ 』第12話「笑顔の代価」

決戦の火蓋が切られる。死力を尽くす両軍、数え切れぬほど多くの命が空しく散っていく。
一方、ユウキとステラは戦場から遠く離れた地……ベルデ皇国の旧領土に辿り着いていた。
戦乱を止めるため、多大な痛みを伴う「ある決断」を下そうとするユウキ。だがその前にステラが立ちはだかる。
皆に笑顔をもたらしたいと願う王女ユウキ。
笑顔でしか自分を守れなかった兵士ステラ。
二人の少女は、世界に何をもたらすのか。

ユウキを追う帝国軍

ついに交わった王国と帝国の少女。出会う事はずのなかった二人の少女の出会いは戦場になにをもたらすのか。

クラルスの実験施設へと急ぐユウキは、なんとか帝国軍を振り切る。しかし、主戦場とは離れた位置にいる敵軍に怪しさをいただいた帝国軍は、偶然敵機を撮影していたリリィの手柄でそれがユウキ・ソレイユだと気づく。

兵士たちが前線で戦っているのに…ユウキはしっぽをまいて逃げた!その情報はすぐに帝国軍の上層部へと伝わる。

「北に迎えば確か、ベルデ皇国の残したあの実験施設があるな。本当にクラルスを任意で停止させることが可能ならば…その価値は軍事的に計り知れない。故に我々帝国はあの施設を解体せずに残していた…」

ご都合主義…。もとい、王国軍のやろうとしていることを察した帝国側は、クラルスの停止をされると一気に形勢が逆転することを恐れ、なんとしても王女を止めるべく、全戦力を持ってユウキを追う!!!

帝国軍の進軍を止めるべく王国もはったりとはいえ、移動砲台を活用し、足止めを行い最前線は、4時間以上は戦況が続く泥沼の戦場へと変わる。

敵機を振り切り、なんとかベルデ皇国の実験施設に辿りついたユウキたち。
施設の大きな損壊も確認できず、このままなら施設を使う事が可能だと確信する。

ユウキたちのあとを追っていた、ステラたちはクラルス施設の光に気づく。
アイネの直々の命令によりユウキを全力で止めるステラたちだが、そこに王国軍のユニが立ちはだかる。

包囲網をかいくぐり、ステラは施設へと潜入する。
そして、施設の起動に時間を要するためレイラを一人残し、ユウキはメインエリアへと向かう。

あと少し…ほんのあと少しで起動するところにステラが現れるのだった。

ぶつかり合う二人の思い

「この施設にはクラルスを任意で止められる機能があります。クラルスを停止すれば、私たちの文明の兵器は全てただのガラクタと化す」

ステラはクラルスを無効化することで、帝国軍を全滅させるつもりだと勘違いをしたまま…レイラは敵機の凶弾に倒れる…。

死の間際…レイラはステラが自身の生き分かれた娘なんだということを確信…。

「良かった…無事だった…」

レイラは、娘だとわかったステラを見て、まず思ったことは安堵の心。

「ユウキ様は、気丈に振る舞っていても、まだ子供です。どうかあの子の…ユウキの力に、なってあげて。優しい目をしたあなたなら、きっと…あの子と一緒に、二人で…この星中に、平和を…私のかわいい娘たち…」

それがレイラの最期の言葉となる。すべての思いをユウキとステラ、自分の娘たちに託す。

そしてーー。

レイラを待っていたはずのユウキのもとに、ステラが到着する。決して出会うはずのなかった両国の少女がまさかの最終回にしてようやくの対面。

ステラはクラルスを止めて帝国側を殲滅しようとしているとユウキを勘ぐっている。それでもユウキは本気でこの戦争を止めたいんだと誠心誠意の本音をぶつける!

「仮に兵器が無くなったとしても、また同じことの繰り返しよ…人は殺し合いを…」
「クラルスのせいで沢山の人たちの命が奪われちゃう…そんなのダメだよ!」

ステラは、両親を失い偽りの笑顔でしか自分を保てずずっと居場所のないまま戦場に身を置いていた、そんな少女に高みの見物をしていた王女の言葉などただの夢物語にしか聞こえない。

それでもユウキの気持ちも本物であり、いくつもの戦場を経てこれ以上誰も死なせたくない、笑顔の世界を創るという思いは本物になったのだ。

二人の思いはぶつかったまま決して交わらない。

「気合と根性さえあれば、なんだって出来る…私の大好きだった人が、いつも言っていた口癖よ。たとえ世界中のみんなに恨まれても構わない。私は…私はそれでも…」

ついにステラもその言葉に、ユウキの言葉に思いが交わる。クラルスを止めるボタンに二人の手が重なる。

ここで挿入歌……あぁ……ダメだ…最終回の挿入歌が大好きなんです僕は……。

二人の思いは戦場を巡り、全ての戦闘機は無力化されていく…。空を仰ぐユウキとステラ。

こうして、長きにわたり続いた戦争は終結へと向かっていったのだった。

ほんとの笑顔

全てのクラルスが停止したことで、ナノマシンの活性化が始まり戦場となっていた場所に緑が戻り始めた。

もちろんクラルスというインフラに関わっていたものが停止したことで、文明レベルはいっきに戻り世界中は大混乱に陥った。笑顔の代価に失ったのは文明レベルだった。それでも王国と帝国に停戦協定が結ばれ一旦の和平は保たれているようだ。

ステラもユウキももろもろの事情に追われながらも、平和な日常に溶け込んでいるようだった。

そして、あれほど咲かなかった「ひまわり」は綺麗に咲き誇り。

ユウキとステラの顔も本当の笑顔で満開になったのだった。

綺麗なハッピーエンド…でも綺麗すぎるよね

「エガオノダイカ」最終回です。この感想コラムも最終回でございますが……ロボットアクションだのストーリーについてだの総評的なことは別ですることにしてまずは最終回の感想をば。

終わり方としては綺麗に…というより、この終わり方しかできねーだろ…という無難な終わり方でした。

まあしょうがない…。逆に変などんでん返しが来たらなんだそりゃとなりますからね。

ユウキとステラ。敵同士、境遇も生まれも真反対の決して出会うはずのない2人が出会い、お互いの本音をぶつけ合い、お互いが平和にするという思いが一致する。素晴らしいハッピーエンドだと思います。

しかし……ハロルドが「クラルスを止めても戦争は決して終わらない」と言っていましたが……まさか戦争が休戦してしまうとは!!!!!!!!!

いやもしかしたら、平和な日常の影でまだ紛争が続いているとか、何か月後とか再開するという未来はあるのかもしれないけど………。

うーーーーん!!! いろいろとハッピーエンドになったことはいいんですよ!!! でも、それ以上にクラルスを止めたことで簡単に戦争が終わってしまうご都合主義に目が行ってしまう!!!

個人的にはもうちょっとステラとユウキが出会ってほしかったなぁ…。ちょっと出会うのが遅すぎたという…ここまでいろいろな人の死を乗り越えてこの結末が良いのか悪いのか…。

正直、賛否分かれる終わり方じゃないかな~というのが本音ですね。

©タツノコプロ/エガオノダイカ製作委員会

記事提供元:あにぶ


記事タイトル:

『エガオノダイカ』第12話「笑顔の代価」【感想コラム】

関連ワード :

ユウキ・ソレイユ

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