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『少女☆歌劇レヴュースタァライト』第十一話「わたしたちは」【感想コラム】

前回の第10話は素晴らしき神回でしたね。「レヴューデュエット」というタッグバトルやいろいろなカップリングの尊い場面を見ることができて筆者は大満足でした。 そんな大満足な筆者をオーバーキル状態にしてく

『少女☆歌劇レヴュースタァライト』第十一話「わたしたちは」【感想コラム】

前回の第10話は素晴らしき神回でしたね。「レヴューデュエット」というタッグバトルやいろいろなカップリングの尊い場面を見ることができて筆者は大満足でした。

そんな大満足な筆者をオーバーキル状態にしてくれた「真矢クロ」。あれは本当に良かったです。まさか公式があのレベルの百合を提供してくれるとは夢にも思いませんでした。

…と、盛りだくさんで大満足な第10話ですが、今回はそれを経た第11話の感想コラムです。第10話のラストでオーディションの合格者がひかりに決まりました。「それじゃあその後どうなったの?」というのが今回放送された第11話のお話です。

キリンによるオーディションが終わった後、華恋たち舞台少女はどうなったのでしょうか?

早速見てゆきましょう!

ひかりの選択はどうなった?

「悲劇のレヴュー」で華恋を倒し勝者に、そしてオーディションの合格者になったひかり。オーディション合格者に与えられる「運命の舞台」に立つ権利はひかりの手に渡りました。

そして、ほかの舞台少女たちはひかりの「運命の舞台」を実現するための贄となるのです。

第8話で明らかになりましたが、オーディションの合格者が「運命の舞台」に立つためには非常に多くの燃料が必要になります。その燃料は舞台少女たちが有している「キラめき」です。イギリスの王立演劇学院におけるオーディションではひかりが「キラめき」を奪われていましたね。

たった一人、「運命の舞台」に立つ舞台少女を生み出すためにほかの舞台少女が犠牲になる。すなわち、ひかりが無限の「キラめき」を得るために華恋やそのほかのオーディション参加者の「キラめき」が代償となってしまうのです。

こうした代償と引き換えにひかりが望むものとは何なのでしょうか?

その答えは…



「…いらない。燃料なんて必要ない。」



…? どういうことだ?

頭に浮かぶ疑問。あんなに頑張って、「キラめき」を再生産させてまで臨んだオーディション。それにもかかわらず、「燃料なんて必要ない」とはどういうことなのでしょう?

…などと考えているうちに、ひかりの姿が消えてしまいました。画面から消えたのではないですよ。その場からいなくなっちゃったんです。

ますますこんがらがってきましたよ。

このこんがらがってわからないいろいろなこと、これらを紐解いてゆくのが第11話の内容となりそうです。

ひかりはどんな運命を望んだのか。
ほかの舞台少女たちの「キラめき」はどうなってしまうのか。

ひかりはどこに行ってしまったのか。

これは面白くなってきましたよ!

過ぎゆく時間、そのとき華恋は…

オーディション終了の翌日。驚きの事態が発生しましたね。

なんと、ひかりが聖翔音楽学園を退学してしまったのです!

「えっ!なんで?」と思った方は多いでしょう。かく言う筆者がその一人です。

作中のキャラクターたちも驚きを隠せない様子でしたね。とりわけ、華恋はすごかったですね。

先生に退学の理由を聞きに行くも、詳しいことはわかりません。はっきりしていることは書類がキチンとそろっており、退学手続きが問題なく実行できることだけです。いきなりの退学なのに書類をそろえる手際が良すぎです。

これといった手がかりを得られなかった華恋。当然納得できません。

さまざまな方法を用いてひかりを捜索します。ひかりの携帯に電話、前に在籍していた王立演劇学院に連絡、警察への捜索依頼…

華恋は奔走しました。でも、ひかりの行き先や所在に関する情報は何一つ出てきませんでした。メッセージを送っても返信は来ません。それどころか既読もつかないのです。

ひかりがいなくなってしまったとしても時は流れてゆきます。オーディション終了の3週間後には第100回聖翔祭「スタァライト」のメインキャストが決定します。クレールは真矢、フローラはクロディーヌ、そのほかのキャストは純那、なな、双葉、香子、まひる、華恋となりました。

結局、前回の、第99回聖翔祭「スタァライト」のメインキャストと同じメンバーになりました。ななが引き起こしていたループのなかで特異点として登場したひかり。彼女が姿を消したことによって奇しくも前回と同じキャスト・配役による「スタァライト」が実現しました。

以前のななが目指した「第99回聖翔祭『スタァライト』の再演」とは異なりますが、メインキャストに関してだけは前回公演のそれを再生することになったわけです。

第100回聖翔祭「スタァライト」のメインキャストが決まり、その準備も本格化してゆきます。でも、やっぱりそこにひかりの姿はありません。

時はさらに進みます。オーディション終了から1か月、そして7か月もの月日が経ちました。

聖翔祭の準備で沸き立つ学園内。A組は演技練習、B組は裏方全般に全力で取り組んでいました。みんなが第100回聖翔祭を前回よりも良いものにするために奮闘しているのが伝わってきましたね。

各々が自分にできることを精一杯頑張る。そうやって舞台を作り上げてゆく様子が描かれていました。

しかし、華恋は、華恋だけは聖翔祭の準備に身が入りません。ひかりが姿を消してから半年経った今でもそれを引きずっているのです。演技練習ではB組の雨宮さんから叱責され、純那には「腑抜けていてはダメ」と言われてしまいます。

そして、華恋は気づいてしまうのです。



「どうしちゃったんだろう? 私、何も感じない。」

「舞台に立つ緊張感、舞台で歌う高揚感、舞台で感じる『キラめき』のすべてが……わかんなくなっちゃった。」

――私、どうして舞台に? ひかりちゃんはもういないのに…



私、何のために舞台に?



そうです。華恋は自分が舞台に対して何も感じなくなってしまったこと、舞台に立つ理由がわからなくなってしまったこと。そして、ひかりがなくしてしまっていた舞台少女として一番大切なものが何なのかに気づいてしまったのです。

今回の華恋は第8話で描かれたひかりとまったく同じ状態ですね。オーディションに敗北した後、舞台に対する熱を失ってしまう。その理由がわからないままに舞台少女としての生活を送っていたが、ある日ふとしたきっかけからその理由に気づいてしまう…

状況はもちろんですが、セリフも重なる部分が多かったですね。第8話を見返してみるとわかりますよ。

兎にも角にも、華恋は以前のひかりと同じように舞台にかける想いを、「キラめき」を失ってしまったのです。

もっと具体的に言うなら、舞台少女・愛城華恋が舞台少女になった理由。彼女の舞台少女としてのルーツである「ひかりとの約束」。その約束を果たすために必要なひかりを失ってしまったことで彼女は自身が舞台少女でいる意味を失ってしまったのです。

「レヴュー」の真相に迫る舞台少女たち

華恋が舞台少女としての「キラめき」を失いつつあるなか、華恋・ひかりを除く7人は半年前のオーディションや「レヴュー」について話していました。

オーディションの合格者が「運命の舞台」に立つために敗北したオーディション参加者の「キラめき」が燃料として消費されていること、第1話で真矢がひかりの演技に感じた「心の見えなさ」の理由、自分たちが「キラめき」を奪われていないこと、ひかりが華恋の「キラめき」を奪わなかったことで自分たちも「キラめき」を奪われずに済んだこと、など。

7人はオーディションの、ひいては『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』という物語の真相に触れてゆきます。彼女たちが物語の真相を紐解いてゆくことによって、筆者を含む視聴者もその真相を知ることができました。



一方、華恋も別の真相に迫っていましたね。



ひかりが置いていった「スタァライト」の戯曲。これを和訳するなかで「スタァライト」という演目・物語の真実を知ることになりました。

これまでのお話のなかで幾度となく「スタァライト」の物語について言及されてきましたね。



「『スタァライト』は悲劇の物語」

「クレールとフローラ、2人の女神が星を摘むお話」



『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』のなかで何度も登場する物語。それが「スタァライト」です。この物語が「悲劇の物語」であるとされる理由は覚えていますか?

それは、星摘みの塔に登ったクレールとフローラが2人の運命を叶えることができないまま離れ離れになってしまうからです。その舞台は「2人の運命は叶えられないのね」というセリフで幕を閉じます。

このような「スタァライト」のお話と結末。実はこれが違ったんです。本当の結末は別にありました。

華恋が和訳した戯曲には、「残されたクレールは星をつかもうとした罪を償うために、星摘みの塔に幽閉された。新たな罪人として。」という本当の結末が書かれていました。フローラと離れ離れになってしまったクレールの行方がわからないままでしたが、これでようやくわかりましたね。

クレールは星摘みの塔に幽閉されていたのです。

残りの話数が少ないからこその新事実登場に胸が高ぶりますね!

舞台少女・愛城華恋は再起動する

「スタァライト」の真の結末を知った華恋。彼女の頭にとある考えがよぎります。



「クレールは塔に幽閉されている。なら、ひかりちゃんも閉じ込められているの?」



これだけ書くと唐突な考えに見えるかと思いますので、筆者の個人的考えを補足しておきましょう。

これまでのオーディションのなかで開催されていた「レヴュー」。あれはすべて演目「スタァライト」の場面を切り取り、舞台少女同士の戦いとして再現したものではないかと考えています。この考えが正しいとすれば、オーディションが進むにつれて「スタァライト」の物語も進んでいたということになるでしょう。

だからこそ、第1話の「情熱のレヴュー」を目にしたときに華恋は「あれって、スタァライト!?」と発言したのでしょう。「レヴュー」とはすなわち、誰が勝利するかわからない、そんな不確定要素を含んだ「スタァライト」なのです。

そして、オーディション最終日の「悲劇のレヴュー」。あれはクレールとフローラが離れ離れになってしまう「スタァライト」のラストシーンそのものです。ひかりをクレール、華恋をフローラとすればわかりやすいでしょう。塔が崩れたわけではありませんが、華恋は塔から落下し塔の上に残ったひかりと離れ離れになってしまったんですね。

そんな悲劇の物語「スタァライト」の結末が実は違っていた。それなら、その「スタァライト」になぞらえて進められてきた「レヴュー」。そしてオーディションの結末も違っているのではないかと考えるのはある意味自然だと思いませんか?

この考察が正しいかは定かではありませんが、なんにせよ華恋は戯曲「スタァライト」を和訳したことで「ひかりが幽閉されているかもしれない」という仮説に行きついたのです。

そして舞台少女・愛城華恋は仲間たちに見送られながらひかりがいるかもしれない地下劇場に向かうのです。ここの展開は最高にアツいので、ぜひともみなさんの目と耳、そして心で堪能してください!

バンクシステムによる効果的な表現

『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』という作品はいろいろなシーンで象徴的な表現が出てきます。代表的なものを挙げると、「レヴュー」がはじまる前に流れる「アタシ再生産」以降のバンクシーンですね。フル尺で流されることもあれば、ショート版として流されることもある。はたまた流れないこともありましたが、あのバンクシーンが「レヴュー」開始の合図となっていたことは間違いないです。

華恋たち舞台少女の前口上も「レヴュー」がはじまることを知覚させるバンクシーンですよね。あの前口上によって舞台少女たちは戦いに身を投じる準備を完了させるのかもしれません。

こうした象徴的表現は特定のシーンだけにとどまるものではありません。今回放送された第11話はシーン以外による象徴的表現が顕著に現れていた回だったように思います。

第11話における象徴的表現。特に筆者の目に留まったのはBパートの最後のシーンにおける華恋の「聖翔音楽学園第99期生、出席番号1番、愛城華恋、入ります!」というセリフです。

このセリフは聖翔音楽学園の舞台少女がレッスンルーム(レッスン用の教室)に入室するときに発する挨拶のようなものですね。初登場は第1話Aパートだったと思います。

また、このセリフの一部が「レヴュー」前の口上のなかでも使われています。一応、華恋の前口上を確認しておきましょう。



星屑あふれるステージに 可憐に咲かせる愛の華
99期生・愛城華恋

みんなをスタァライトしちゃいます!



口上では学校名と出席番号が抜けていますが、どちらのセリフも何かをはじめる前に言うという点が共通しているように思います。

特に日常から「レヴュー」への大きな場面転換の際になされる前口上の存在は、放送が進むごとに視聴者に対して「『レヴュー』がはじまる合図」として刷り込まれてゆきました。それ以前に、キャラクターが自分の名前を大々的に名乗るシーンやセリフというのはやはり印象に残りますよね?

第11話ではそんな名乗りのセリフ、レッスンルームに入るときの挨拶を使ったんです。声優さんの演技は毎回違うのでバンクシステムかと言われると少し違うのかもしれませんが、同じセリフを何度も使っているという点においてこの名乗りはバンクシステムなのではないかと思います。

この象徴的表現が表していたものは何だったのでしょう?

これはあくまでも筆者の解釈になりますが、その名乗りによって華恋が舞台少女としてそこ立っていることを示していたのではないでしょうか。そして、この名乗りを経て華恋は歩を進めますが、これはひかりとの約束を果たすための一歩を踏み出したことの比喩なのではないかと考えています。

バンクシステムはしばしば「使いまわしだ!」と揶揄されることがありますが、単なる「使いまわし」と思うのは早計です。本作のような巧みな演出のためのバンクもあるんです。第11話は特にそれを感じましたが、それ以前のお話でもその巧みな演出が随所にありました。

この辺りは本作の監督・古川知宏氏のこだわりでしょうね。そして、古川監督がアニメ制作に携わるなかで何度もかかわっている幾原邦彦氏の影響が出ているんでしょう。

本作が当初から「ウテナ感ある(=『少女革命ウテナ』のテイストを感じる)」と言われるのも、幾原氏に影響を受けた古川監督が手がける作品だからかもしれませんね。

アニメ『 少女☆歌劇 レヴュースタァライト 』第十一話「わたしたちは」の感想

さて、第11話も終わりいよいよ残すは最終話のみとなってしまいました。

第11話の物語展開、そしてCパートを見て思うのは「最終話、どうやって着地するんだろう」ということですね。第10話終了時にも似たようなことを書いたような気がしますが、第11話を見て余計に最終話のイメージができなくなりました。

『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』がどんな終幕を迎えるかはまったく予想が尽きませんね。それなりにアニメを見てきたことである程度物語の展開を予想できるようになったと自負している筆者ですが、本作に関してはこれっぽっちも予想することができません。

まあ、それだけ奥が深い作品だということでしょう。

来週放送される最終話、いったいどのような結末が待っているのでしょうか?

華恋とひかりは約束を果たすことができるのでしょうか?

死ぬほど気になりますが、待つしかありません。

とりあえず、これまでのお話を見て気を紛らわせることにしましょう。

それでは今回はここまでです。

次回も楽しみですね!

©Project Revue Starlight

記事提供元:あにぶ


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『少女☆歌劇レヴュースタァライト』第十一話「わたしたちは」【感想コラム】

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