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アニメ「 言の葉の庭 」のあらすじをライトノベル風に書いてみた。(※ネタばれ注意)

6月の新宿のある日本庭園(新宿御苑)を舞台に物語が始まる。無理矢理、一言でまとめるならば“都市生活の孤絶感滲む社会で、ひたむきな少年とどこか儚げな成人女性が互いに心の調和を求めて救済を目指す恋愛物語”

アニメ「 言の葉の庭 」のあらすじをライトノベル風に書いてみた。(※ネタばれ注意)

6月の新宿のある日本庭園(新宿御苑)を舞台に物語が始まる。無理矢理、一言でまとめるならば“都市生活の孤絶感滲む社会で、ひたむきな少年とどこか儚げな成人女性が互いに心の調和を求めて救済を目指す恋愛物語”でしょうか。とにかく評判の高い名作です。

このコラムはネタばれ要素を含みますのでご注意ください。

プロローグ

高校に入学して2ヶ月の主人公の孝雄は、雨の日に限り、午前の授業を欠席して公園の屋根つきベンチで靴製作の独学に耽る。

ある雨の日、いつもの通り、公園のベンチに行くと所在無げに缶ビールを飲んでいる見知らぬ女性が座っていた。

ちらちら女性を見ながら靴製作ノートを書き続ける孝雄だったが、缶ビールとチョコレートの組み合わせで飲み食いする女性に孝雄は驚く。平静を装うが消しゴムを落としてしまい、女性に拾ってもらったお礼ついでに思い切って、女性に話しかける孝雄だった。謎の短歌を残して女性は雨の中へ去ってゆく。

6月

一日が終わり、孝雄は自宅で食事の支度をしていると、兄が帰ってきて、彼女と住むために引っ越すことを孝雄に告げる。母はそのことで怒って、一回り年下の彼氏と家出したようだ。食後、兄に、今朝女性が詠んだうろ覚えの短歌のことを尋ねると、知らないと言う。時間を見つけては靴職人になる事を夢見て独学で靴製作に励む孝雄だった。

天候の良い日は通学し、雨の日は午前中だけ公園のベンチで居場所を見つけで自分の時間に没頭する。そこには雨垂れの景色を後ろにビールとチョコレートを飲み食いする女性も居て、その組み合わせを訝しく思うと「どうせ人間なんて、みんなちょっとずつおかしいんだから」と女性は冷めた笑みを浮かべる。やがてポツリポツリ話すようになって打ち解けていき、雨の午前の公園のベンチは二人の居場所に変わってゆく。

孝雄は靴職人になるための専門学校の学費を稼ぎ出すためにアルバイトを始め、将来、できれば靴職人になって生計を立てたいことを女性に打ち明ける。孝雄は女性に胸の内を話していくうちに女性に惹かれていく自分に気づいてゆく。

孝雄はその変化に気持ちがはやる。ベンチで逢瀬を繰り返す女性のことを何も知らないことや孝雄自身、まだ15歳の高校生であることでもどかしさを感じ、はやく一人前の靴職人になって自立した大人になって社会人になれれば、女性は自分のことを認めてくれるのではと考えるが、現実は成人した女性から見れば自分は“ただの15のガキ”だろうと、高鳴る気持ちと失意との間を揺れ動いてやまない。

新宿方面へ向かう列車の描写に合わせて焦れる孝雄の心情を汲み取るかのようなピアノの旋律が奏でられる。雨の描写が二人のほろ苦い心の距離を包み込むように時折差し挟まれる。

いつもの雨の日の逢瀬のベンチで、アルバイトと学業に明け暮れていた孝雄は疲れも手伝ってその場で居眠りする。孝雄は幼少期に、母の誕生日に上等な靴が母にプレゼントされて、その靴の鮮やかな美しさと母の幸せそうな表情が忘れられない思い出が夢の中に現れていた。

女性は、大人びていながらも自分の気持ちにまっすぐな孝雄と接するうちに、職場にも行かずにベンチで途方にくれている自分自身の不安をつぶやく。

夜、職場の関係者で、交際していたと思しき男性に電話で話す。食べ物の味がしなくなっていた症状が回復してきたことを話すが、壊れ物に触れるような優しい言葉を並べるだけの相槌しか返ってこず、電話を切った後の自室の中で、職場での孤立から誰も助けてくれない自分をかばうために自分の気持ちに嘘ばかりついていることにひどい自己嫌悪に陥る。失意の中で眠りにつき、翌朝、目がさめると雨が降っていた。孝雄にいつもお弁当を作ってくれたお礼にと、靴製作の専門書をプレゼントするために公園へ急ぐ。

7月

孝雄は専門書を贈られて目を輝かせて喜ぶが、喜びのあまり、女性物の靴を製作したいので足の寸法を測らせて欲しいと女性に懇願する。女性の足に触れながら採寸していると、女性は、はじめて孝雄に、自分はいつからかうまく歩けなくなったと、自身の抱える生き辛さを打ち明ける。

孝雄は心惹かれる女性の悩みを解決してあげたいと思い、女性が再び歩き出し、どこまでも歩いていけるような靴を製作して贈ろうと決心する。

梅雨明け

晴れた日が続き、女性は公園のベンチに通ってみるが孝雄が来なくなって置き去りにされた気分になる。相変わらず仕事にも行けなくて、精神的に未成熟な自分に嫌気がさし、やめていた缶ビールを再びひとり飲み始める日が続く。

孝雄は兄が家を出るための引越しを手伝い、夏休みになると、専門学校の学費を貯めるためと、靴製作の道具や材料の購入に充てるためにアルバイトに明け暮れる。雨の降らない日が続き、公園のベンチで女性と会う口実が出来ないままだが、女性に惹かれるからこそ、次に会うまでに成長した自分でありたいと願い、孝雄は女性のための靴作りにも躍起になっていた。

二人の逢瀬が止まった空白の8月が終わる。

9月

夏休みが終わり、学校の授業が始まった。休み時間に孝雄はクラスメイト達と談笑しながら廊下を歩いていると職員室からあの女性が現れて二人は再会する。女性は3年生の古文の教師の雪野先生だった。驚く二人をよそに心配していた生徒達が雪野に駆け寄ってくる。

言葉も交わさずその場を離れる二人だった。

昼休みの屋上で孝雄はクラスメイトから雪野が教師であることや、3年生の生徒間とのトラブルで良くない噂を立てられ職場で追い詰められ、教職を休職していたことを知る。そして学校を辞めることも。

孝雄は3年生の先輩の名前を聞き出し、放課後、3年生の教室に行き、雪野の悪い噂を吹聴して雪野を退職に追い込んだ首謀者らしき3年生の女子に問い質して頬を打つが、取り巻きに殴り返されて返り討ちに遭う。それでも、雪野を侮辱する言葉達に立ち向かう孝雄だった。

後の雨の降り出しそうな日、顔中に絆創膏だらけの孝雄は雨を待ちきれずに公園に向かう。池のほとりで雪野はいた。

出会ったときの謎めいた短歌と返し歌を詠む孝雄。解説すると雪野は嬉しそうに微笑んだ。そして、お互いの教師と生徒としての素性を分かち合う。顔の傷を心配する雪野に冗談交じりに笑いかける孝雄だった。

そこへ大きな雷が轟き、突然の大雨が降り出した、あわてて二人は屋根つきベンチへ雨宿りをするが横殴りの雨風にずぶぬれになって凍える二人だった。BGMのピアノの旋律がやがてバイオリンとのハーモニーを奏でていくように、二人は暖を求めて、促されるかのように雪野のマンションへ行き、濡れた服を乾かし、食事の支度をして温かい食事をしながら談笑の中で二人は初めて心寄せ合い「今まで生きてきて今が一番、幸せかもしれない」と安堵する。それは男女が惹かれあうのがあたかも自然の流れかのように、くつろぎの中で二人は互いに無くてはならないのだという確信めいた感情を分かち合う瞬間だった。

食後の温かいコーヒーを淹れている時、孝雄はたまらず雪野に自分の好意を打ち明ける。

「雪野さん。俺、雪野さんが好きなんだと思う」

脅えた表情を一瞬浮かべたが、雪野は悲しげな笑みで先生と教師の一線を越えてはならないことを孝雄にか細く諭し、来週、雪野は四国の実家へ引っ越すことを話した。

落胆した孝雄は雨が降り続いているにもかかわらず、帰りますと告げて雪野の部屋を出る。

ひとり部屋に残された雪野はまた自分の気持ちに嘘をついたことを悔い、泣き出す。そこへ雪野の脳裏に短歌と返し歌を詠む孝雄の声が聞こえた。

今ならまだ間に合うかもしれない。雪野は裸足で家を飛び出して、雨の中、孝雄の後を追い、マンションの階段で足を滑らせて転ぶが、なお立ち上がって必死に追かける。共用部の階段の踊り場で孝雄はどしゃぶりの雨を眺めていた。

雪野が近寄ろうとすると、孝雄はさっきのことは忘れてくださいと雪野を拒む。

「俺、やっぱりあなたの事、嫌いです」

孝雄は押し殺していた感情が溢れ出してくるのもかまわず、その理由を涙ながらにまくし立て、雪野の狡さを責め立てる。靴職人になる事の夢やなにもかも失うことを覚悟で孝雄は泣きながら憤りをあらわに雪野への思いの丈を吐き出し、雪野を断罪する。

横殴りの雨の中、雪野は泣きながら孝雄にしがみつくように抱きつく。毎朝学校に行こうとしていたが怖くて行けなかった事。そして公園のベンチで孝雄に出会い、孝雄との逢瀬に救われていたことを、その孝雄を失いたくないことを体ごと投げ出すように泣きながら訴えた。孝雄はその雪野をしっかりと抱きしめる。降り注ぐ雨の中で虹がかかり夕焼けの光が二人を射した。広がる街の景色が鮮やかな色を取り戻す。

エピローグ

雪野は引っ越して学校と街を去る。夏が終わり、学校に残っていた孝雄は期末テストで散々な点を取り、何度も失敗を繰り返しても諦めずに靴の制作に没頭している。冬休みになるとまたアルバイトに明け暮れていたが、時々、高知で教鞭をとる雪野に思いを馳せる。

2月の雪舞うある日、薄く雪が積もった公園へ立ち寄り、二人が出会ったベンチに座った孝雄は雪野からの送られてきた手紙を読み、雪野に贈るつもりの女性物の靴をベンチにそっと置く。

あの日、歩く練習をしていたのは彼女だけではなくて、自分も同じだったのだと振り返り、いつかもっと遠くまで一人で歩ける日が来れば、雪野に逢いに行こうと、胸に誓う孝雄だった。

記事提供元:あにぶ


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アニメ「 言の葉の庭 」のあらすじをライトノベル風に書いてみた。(※ネタばれ注意)

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