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『ポプテピピック』~アニメのステレオタイプを打ち砕き拡散したアバンギャルド的作品~

2017年10月から放送されるはずが、キングレコードのミスで2018年1月からの放送になったアニメ『 ポプテピピック 』。先日、最終話の第12話の放送を終えましたね。 どうも、『 ポプテピピック 』

『 ポプテピピック 』感想コラム・総括 ~アニメのステレオタイプを打ち砕き拡散したアバンギャルド的作品~

2017年10月から放送されるはずが、キングレコードのミスで2018年1月からの放送になったアニメ『 ポプテピピック 』。先日、最終話の第12話の放送を終えましたね。

どうも、『 ポプテピピック 』の感想コラムを書かせていただいていました、あにぶライターのタングステンです。

1月から3ヶ月かけて感想コラムを書いてきましたが、正直かなり大変でしたね。アニメ各話には随所にパロディネタやメタネタが盛り込まれており、その元ネタやネタの意図を特定して理解するのに苦労しました。

そんな苦労を味わいながらもなんとか全12話を視聴し、感想コラムを書ききりました。紆余曲折を経ながら感想コラムを書くなかで、筆者なりに思うところがたくさんありました。今回はアニメ『ポプテピピック』感想コラムの総括として、筆者が感じた『ポプテピピック』という作品について書かせていただきます。

革新的な試みの連発

アニメ『 ポプテピピック 』は、アニメとしては異例の試みをそれはもうたくさん行なっています。それらの試みの是非はともかく、「これまでに見たことがないアニメ」という点においてこれ以上のものはないのではないでしょうか。

そんな試みの最たるものがアニメの構成です。みなさんもご存知の通り、『ポプテピピック』は30分枠のアニメです。それにもかかわらず、実際は15分を2回放送するという前代未聞の内容となっていました。15分×2回を12話分見た今でこそ慣れてしまっていますが、第1話放送時の困惑は忘れられませんね。インターネット上も騒然としていました。

前代未聞といえばもう一つありましたね。毎話15分ごとに交代される声優さんです。事前情報ではポプ子役を小松未可子さん、ピピ美役を上坂すみれさんが演じられることになっていましたが、実際に2人が演じたのは第3話のAパートのみでした。第3話Bパートやそのほかの話数では、老若男女を問わない豪華な声優陣が起用されていましたね。ポプ子とピピ美を演じられる2人は何かしらのつながりを感じさせるコンビとなっており、毎週のように声優予想がされていましたね。

これら以外にも様々な試みが実施されていましたが、アニメ序盤で明らかになったこれらのインパクトが強すぎました。そのためか、「次はだれが来る?」「今回は何コンビ?」といった声優ネタに注目が集まりすぎていた感じがします。まあ、筆者的には面白かったと思いますけどね。

SNSを利用した爆発的な拡散

本作はさまざまな試みを行なっていたという特徴がありますが、それよりも興味深いのがインターネット、特にSNSでの盛りあがりです。このアニメは同時期に放送していたほかのアニメに比べてインターネットで話題にあがる頻度が多かったように思います。

話題にあげているのは主に視聴者たちでした。Twitterでは、視聴者の実況や視聴後の感想が大量にツイートされており、毎週のようにTwitterのトレンドランキングに「ポプテピピック」がランクインしていましたね。

つまるところ、『ポプテピピック』は完全にバズっていました。

バズっているのを証明するかのように、各種アニメサイト(「あにぶ」も含む)で『ポプテピピック』に関する記事がアップされましたね。さらに、アニメサイトに限らず、「ねとらぼ」「ガシェット通信」のようなエンタメ系のサイトや、「ハフィントンポスト」「WIRED」のような普段アニメに関する記事をあげないようなサイトでも『ポプテピピック』は取りあげられていました。

そして、しまいには、Twitterのトレンドワード上位に入ったために、「めざましテレビ」(フジテレビ系)で『ポプテピピック』が紹介されてしまう事態になりました。クソアニメが朝の情報番組で紹介されるという謎の状況が生まれてしまったわけです。

さて、ここまで『ポプテピピック』がSNSを起点として幅広く拡散したことを書いてきましたが、どうしてこのようなことが起こったのでしょうか?

そもそも『ポプテピピック』という作品はアニメ化以前からインターネットで大きな反響を得ていました。原作マンガの1コマを用いてコミュニケーションがとられる様子を見たことがある方も多いのではないでしょうか?そのニーズに応える形でLINEでは『ポプテピピック』のLINEスタンプがいくつも販売されていますね。筆者も購入しています。

こうしたインターネットでの人気から、アニメ『ポプテピピック』がSNSで拡散する土壌は元よりできていたと考えられます。もしかすると、『ポプテピピック』制作陣はこの土壌を最大限活用するために、数々の革新的試みを行なったのかもしれませんね。アニメ放送時期の延期もワザとではないかと勘ぐってしまいます。

視聴者を選別するアバンギャルド

突然ですが、みなさんはアニメ『ポプテピピック』を最初から最後まで視聴されましたか?途中で見るのを放棄していませんか?

いきなりこんな質問をしたのには理由があります。先に述べたように、本作はSNSでの拡散力がすさまじかったです。ただ、その拡散力は衰え知らずというわけではありませんでした。アニメ開始当初~第6話くらいまではTwitterのトレンドワードランキングに連日残っていましたが、第7話以降は放送直後とそこから半日くらいしかランキングに残っていませんでした。

この結果から考えられるのは、ほとぼりが冷めてきたということですね。実際、筆者も感想コラムを書いていて感じましたが、アニメ放送前半に書いた感想コラムに比べて、後半に書いたコラムの閲覧数が落ちていたように思います。

各種サイトで大々的に取りあげられていた『ポプテピピック』。どうして放送中にほとぼりが冷めてしまったのでしょうか?

先に結論から述べましょう。筆者は、アニメ『ポプテピピック』に適応できなかった視聴者がアニメの視聴をやめてしまったことがほとぼりが冷めた原因ではないかと個人的に考えています。少しでも本作を見た方ならわかると思いますが、『ポプテピピック』はかなり特殊なアニメです。とにかくこのアニメは一貫性を感じにくいのです。

一貫したストーリーを感じにくく、声優が毎回変わる。さらに、「ボブネミミッミ」や「POP TEAM 8bit」などの各コーナーで作風も変わっています。筆者はこれを面白いと思いましたが、そう思えない方もいるでしょう。

また、本作は理解に苦しい部分が多数あります。「ボブネミミッミ」がその良い例ですね。楽しんで見ていた筆者も意味はよくわかっていません。パロディネタは元ネタがわかってはじめてその面白さがわかるネタです。ほかにも、「ベーコンムシャムシャくん」などの単発キャラは原作でも一度登場しただけの謎のキャラクターです。こうした、わからない要素だらけなところに耐えられない方にとって、アニメ『ポプテピピック』はなかなかキツイのではないかと思います。

最後まで見た筆者の個人的見解ですが、本作は話数を進めてゆく過程で適応できる人とそうでない人の選別をしたのではないでしょうか?『ポプテピピック』的に表現するなら「信者とアンチの振り分け」ですかね?

やりたいこと、表現したいことを詰め込み、カオスな様相を見せてくれた『ポプテピピック』。その前衛的な芸術に魅了された信者だけが残ったことがアニメ後半の鎮火につながったのではないでしょうか?

声優さんを振り返ろう!

とまあ、ここまでは筆者の所感をいくつか書かせていただいたわけですが、ここからは全12話に登場したポプ子とピピ美の声優さんをまとめておきたいと思います。また、各パートのEDや挿入歌を歌われていた声優さんについてもここで紹介します。出演されている声優さんがかなり多いので、長くなってしまいましたがお付き合いください。

※左がポプ子、右がピピ美です。カッコ内はその2人のつながりだと思われる作品名等を書いています。

第1話「出会い」
A:江原正士 & 大塚芳忠 (原作でポプ子とピピ美が希望していたCV)
B:三ツ矢雄二 & 日髙のり子 (『タッチ』主役コンビ)

第2話「異次元遊戯ヴァンヴー」

A:悠木碧 & 竹達彩奈 (ユニット「petit milady」、仲良しで有名)
B:古川登志夫 & 千葉繁 (『うる星やつら』コンビ)

第3話「ザ・ドキュメント」

A:小松未可子 & 上坂すみれ (事前情報で発表されていたキャスト)
B:中尾隆聖 & 若本規夫 (『ドラゴンボール』悪役コンビ)

第4話「SWGP2018」

A:日笠陽子 & 佐藤聡美 (『けいおん!』コンビ、仲良しで有名)
B:玄田哲章 & 神谷明 (『シティーハンター』コンビ)

第5話「イモ☆ヨバ」

A:金田朋子 & 小林ゆう (「混ぜるな危険」コンビ)
B:中村悠一 & 杉田智和 (非常に仲が良いことで有名、磁石コンビ)

第6話「第30期電脳戦」

A:三瓶由布子 & 名塚佳織 (『交響詩篇エウレカセブン』コンビ)
B:下野紘 & 梶裕貴 (「しもかじ」、仲良しで有名)

第7話「ヘルシェイク矢野」

A:こおろぎさとみ & 矢島晶子 (『クレヨンしんちゃん』兄妹コンビ)
B:森久保祥太郎 & 鳥海浩輔 (『薄桜鬼』『テニスの王子様』など共演作多数)

第8話「飯田橋の昇竜 ~復讐のピピ~」

A:諸星すみれ & 田所あずさ (『アイカツ!』主役コンビ)
B:小野坂昌也 & 浪川大輔 (『よんでますよ、アザゼルさん』コンビ)

第9話「奇跡とダンスを」

A:中村繪里子 & 今井麻美 (『アイドルマスター』コンビ、仲良しで有名)
B:斉藤壮馬 & 石川界人 (とても仲良しで有名)

第10話「銀座ホステス探偵」

A:徳井青空 & 三森すずこ (『探偵オペラミルキィホームズ』コンビ)
B:小山力也 & 高木渉 (『名探偵コナン』コンビ)

第11話「呪館 JUKAN」

A:水樹奈々 & 能登麻美子 (『地獄少女』コンビ)
B:郷田ほづみ & 銀河万丈 (『装甲騎兵ボトムズ』コンビ)

第12話「THE AGE OF POP TEAM EPIC」

A:小山茉美 & 三石琴‌乃 (『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』艦長コンビ)
B:速水奨 & 中田譲治 (『Fate/Zero』師弟コンビ)

前半楽曲担当

A:牧野由依 & 渡部優衣 (『プリパラ』内ユニット「アロマゲドン」、原作者は同作のファン)
B:赤羽根健治 & 武内駿輔 (「アイドルマスター」シリーズのプロデューサーコンビ)

後半楽曲担当

A:五十嵐裕美 & 松嵜麗 (『アイドルマスターシンデレラガールズ』における「あんきらコンビ」、原作者がこのカップリングに傾倒している)
B:増田俊樹 & 羽多野渉 (『アイドリッシュセブン』『あんさんぶるスターズ!』など共演多数)

…改めてみると、キャストとんでもないですね。すごすぎるでしょ…

大反響の末に終劇!なんだかんだで楽しかった

というわけで、いかがでしたか?毎週ヒーヒー言いながら感想コラムを書いていたとはいえ、なんだかんだ楽しみながら書いていたと思います。ただ、本当にネタを理解するのは大変でしたけどね(笑)

原作ファンとしては、クソマンガを見事にクソアニメ化したなと思いましたね。原作のクソっぷりを遺憾なく発揮していて最高にエキサイティングでした。また、アニメというか、映像ならではの表現方法が随所に盛り込まれていたのも良かったですね。動画・音声などさまざまな要素を利用した前衛芸術に毎週度肝を抜かれたものです。

覇権アニメになったかはともかく、良くも悪くも今期で一番話題になったアニメでした。

© 大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード


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『ポプテピピック』~アニメのステレオタイプを打ち砕き拡散したアバンギャルド的作品~

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