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散らばめられた「嘘」を見極めろ 女子高生×スパイアクション『 プリンセス・プリンシパル 』

「嘘つきはスパイの始まり」というクールなキャッチコピーで、19世紀末の架空のロンドンを舞台に女子高生スパイたちが、様々なスパイアクションを繰り広げれるオリジナルアニメ『プリンセスプリンシパル』。 監

散らばめられた「嘘」を見極めろ 女子高生×スパイアクション『 プリンセス・プリンシパル 』【総括コラム】

「嘘つきはスパイの始まり」というクールなキャッチコピーで、19世紀末の架空のロンドンを舞台に女子高生スパイたちが、様々なスパイアクションを繰り広げれるオリジナルアニメ『プリンセスプリンシパル』。

監督に『 東京マグニチュード8.0』などの橘正紀さん、メインの脚本に『コードギアス』などの大河内一楼さん、キャラクター原案には『キノの旅』などの黒星紅白さん、そして作中音楽を手がけるのは、多数の作品を手がけてきた梶浦由記さんを音楽を担当するという豪華な布陣で制作されたオリジナルアニメという、まさに意欲作!

1話1話考察したり、ストーリーに一喜一憂したり、時には騙されたりと、彼女たちの動向に目が離せなかった視聴者は多かったのではないでしょうか。

一見、可愛らしいキャラクターたちが作り出すダークな雰囲気。シリアスな展開と時系列シャッフルのストーリー。じわじわと明かされていくキャラクターたちの謎。画面狭しと駆け回る無重力アクション。19世紀ロンドンという舞台とスチームパンクな世界観。この作品はこれらの要素がごちゃまぜに絡み合いながら一つの物語として完成していきます。

そんな『プリンセスプリンシパル』という作品を総括して、色んな角度から紐解いてみたいと思います。

プリンセス・プリンシパル のあらすじ

東西に分裂したロンドンで繰り広げられる、少女たちのスパイアクション!

舞台は19世紀末、巨大な壁で東西に分断されたアルビオン王国の首都ロンドン。伝統と格式ある名門、クイーンズ・メイフェア校には、5人の少女たちが在籍していた。

彼女たちは女子高校生を隠れ蓑に、スパイ活動を展開。変装、諜報、潜入、カーチェイス……。

少女たちはそれぞれの能力を活かし、影の世界を飛び回る。

「私たちは何?」
「スパイ。嘘をつく生き物だ」

出典 YouTube

キャラクターから紐解いてみる

もうね、あらすじから格好良さみたいなのが滲み出てますよね。

この作品、一見可愛らしいキャラクターがいっぱい出てきて、百合百合しいこともしますけど凄くクールでカッコイイ作品なんです。

まずこの物語を読み解くうえで欠かせないのが、そんな魅力的なキャラクターたち。

物語の中心人物、というかこの二人の物語と言っても過言ではない”アンジェ”と”シャーロット”。

冒頭から黒蜥蜴星の出身と語ったり、とにかく突拍子もない嘘を重ねて最初のうちはミステリアスなキャラクターだったアンジェ、そしてプリンセスという立場ながらこちらもなにか意味深で秘密を抱えたミステリアスなキャラクターだったシャーロット。

アンジェは、プリンセスのために非情で冷酷な掴みどころのないスパイ、シャーロットはプリンセスとして凛々しく振る舞うまさにお嬢様…なのですが、その正体は…。

お互いが正反対の存在で、だけどとてもよく似た存在の2人。

アンジェはプリンセスのため、プリンセスはアンジェのため(ひいてはアンジェと同じ境遇で苦しむ国民ため)というのが行動原理なので、まさに相思相愛。特に最終話なんか、あああああー。

スパイとして、なによりも一人の人間として行動した”ドロシー”。

20歳で最年長、チームの中でもお姉さん的な存在のドロシーで、もっぱらミッション中は運転やらセクシーなハニートラップを武器に活躍。ちせには「20歳で高校生とか、うわきつ……」と思われていたのが少し可哀想でしたねw

ダメダメで堕落した父親に暴力をふるわれながらも父親を信じていたり、敵となった同期の友人を救おうと奮闘したり、スパイとして私情には流されず非情なアンジェとは反対に、とても情には厚い人物です。

スパイとは程遠いけど、ここぞという時にはきっちり活躍する愛されキャラの”ベアトリス”。

マッドサイエンティストな父親に、自らの喉を改造されるという壮絶な過去をもち、それが原因で学校内では虐められていたところをシャーロットに助けられます。以来、シャーロットの侍女として彼女の側にいることを決めたベアト。

とにかく小動物のような可愛さで、いつも表情豊かなベアトちゃんは、プリプリの癒し枠。今週のベアトちゃんも可愛かったな……と満足していた視聴者も多いはず。

遠い異国の地から単身、父を追ってきた”ちせ”。

戦闘面に秀でたジャパニーズNINJAのちせさん、実は堀川公の命で、日本に有利な情報を得るように動いている二重スパイ。

部屋に畳や糠漬けを持ち込んだり筆で授業を受けたりと、慣れない外国でもマイペースに生活したり、時々子どもっぽいところを見せたりもします。

かつての憧れてた父親が、ただの殺し屋に成り下がってしまい自らの手で討つというこちらも悲しい過去をもっています。

メインどころの”チーム白鳩”の5人のキャラクターたちは、それぞれに得意な分野や魅力が違っている。

かつ、しっかりとしたバックボーンが存在していて、誰のためになんのためにスパイになった理由といった過去がちゃんとスポットをあてて描かれているので、観ている側もキャラクターへの関心や感情移入もしやすいのかなという印象があります。

とにかくスパイとしてキリッとする場面と普段の”ただの女の子”としての場面のギャップがあるとこがいいんですよね、みんな(ベアトは別か?)。

ただ、やはり1クールだともっと掘り下げて欲しいなーという思いもあるので、もし続編があるならもっと過去を掘りさげて各キャラにスポットを当ててほしいとも思います。特にドロシーと委員長の過去話とか!!

演出から紐解いてみる

『プリンセスプリンシパル』は、第1話が「case 13」第2話が「case 1」と、ストーリーが所謂、時系列シャッフルで組みたてられた構成をしています。

時系列シャッフルアニメといえば『涼宮ハルヒの憂鬱』、『バッカーノ』、『空の境界』…etc。いずれも劣らず素晴らしい作品ばかりでございます。

この時系列シャッフルという手法は、ミステリーなどで受け手をミスリードさせる方法としては常套手段ではあるのですが、そうなるまでに至った「過程」というものをすっ飛ばしながら見せる技法なので、受け手によっては理解出来ないといった人も出てきてしまう、ある種諸刃の剣。

『プリンセスプリンシパル』も、case13から放送され、いきなりなんの説明もなくキャラクターたちがいっぱしのスパイとして活躍してるし、なんか共和国側とか謎の組織とか、いきなり情報量がドバっと入り込んできて、視聴者としては設定面がほとんどわかりません。

しかし、全編を通してみると1話は結構ヘビーな内容、チャンバラシーンなどのスパイアクションあり、19世紀ロンドンの風景を見せながらのカーチェイスあり、そしてアンジェという謎めいたキャラクターもかなり気になるラストと、「プリプリってこういうアニメ!!」というの一発で印象づける1話を最初に持ってくることで、視聴者をグイっと引き込めるという構成になっています。

なにより、伏線が回収されていくたびに視聴者としては『じゃああの時のあのセリフ!』『これがあったからあの時の話では!』『なるほどこう繋がっていくのか!』という、ジワジワと作品の奥深さを実感していく面白さがあるわけです。

だから視聴者は、全ての結末を知ったうえでじゃあもっかい最初から観てみようかなと思えたり、時系列順に観てみようかなと何度でも見たくなるような演出だなぁと感じます。

音楽面でも、仕掛けをいくつも散りばめられており、本作の音響の制作では、まずは岩浪音響監督がアフレコ済みの映像に合わせて音楽を選曲、セリフと音楽を並べた素材に、最終的に効果音を付けていくという手法がとられているそうでさらにその音楽を手掛けるのが、あの梶浦由記さんということでもう最高の音楽ができあがっていますよ。

総括的に考えてみる

ここまで演出だったり、キャラクターだったり、音楽だったりと色々と語ってきましたが、まぁ~~面白いですよ。あれこれ語るよりはまずは観てほしい!と思う作品。言葉じゃ伝わりにくい空気感みたいなものがこの作品の魅力でもあると思います。

作中に散りばめられた、この作品のキーワードでもある”嘘”、そして”真実”。なにが嘘でなにが本当なのか、オリジナル作品なのでラストのオチを予想しつつラストの2話はドキドキしながら観ていました。

是非とも、彼女たちのつく様々ま意味を込めた”嘘”に存分に騙されて、存分に楽しんでください。

© Princess Principal Project


記事タイトル:

散らばめられた「嘘」を見極めろ 女子高生×スパイアクション『 プリンセス・プリンシパル 』

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アンジェ

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コラム

今村彩夏(声優)





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