演じる上でヒントになった!金井成大が好きな原作『ハイキュー!!』のシーンBEST3

絶賛公演中のハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“頂きの景色”で花巻貴大役を演じている金井成大に、原作『ハイキュー!!』の好きなシーンBEST3を挙げてもらいました。やはり話は、役に沿った青葉城西高校が中心に。彼の熱いメッセージに、まだ舞台やマンガに触れたことがない人でも胸がギュッと締め付けられるはず!
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17巻「番外編」

青葉城西高校の話なんですけど、みんなで引退試合後にご飯を食べに行ったりした最後に、「体育館に行こう」となるんです。なかなか帰らないのって、まだみんなでいたいんだろうなぁっていうのも伝わるし、3年生の及川(徹)が「ちょっといいか」って言い出すときも、同級生の花巻(貴大)が察して「やめろよ」みたいになりつつ、「三年間ありがとうございました」って及川が言っちゃって、みんな泣いちゃう。烏野高校の敵チームなのに、ここまで描いてくれる『ハイキュー!!』が大好きです。
17巻「青葉城西高校の敗退」

烏野高校に負けた後、岩泉(一)が「負けてなにがエースだ」となっているところに三年生がみんなで整列する場面。いいトスを及川があげたけどそれを決められなかった岩泉を、誰も責めないし、でも励ますわけでもなく、ポンと肩を叩くだけで気持ちが伝わる。お互いを想い合う様子が伝わるし、一緒にやってきた時間も滲む。これは花巻を演じる上でヒントになったシーンなんです。烏野のメンバーに出会う前からの関係性もここに出ている。だからこそ好きなシーンです。
3巻“日向と影山”

舞台でもあるんですけど、影山(飛雄)が日向(翔陽)に「俺が居ればお前は最強だ!」と告げるシーンですね。ひとりだとそうではなくても俺がいれば、と言い切れちゃう影山のキャラクターや、ふたりのデコボコ感が出ているシーンだと思うんです。影山は日向を奮い立たせようと思って言っているんじゃなく、本気でそう思って言っている。それがカッコいいなぁって。バレーで繋がって、本当に信頼し合っているのがいいですよね。ふたりの関係性の始まり感が好きです。
金井成大から演劇『ハイキュー!!』再演への意気込みが到着!

再演ということもあり、周囲が見えてきている部分もあって。前回は割と花巻を意識して演じながら、2.5次元ならではの新しいキャラクター像も作っていたんです。ただ今回はそこを踏まえながらも前回と違う、新しく自分なりの、烏野戦に対する姿勢や取り組み方を試合中にも出したいですし、キャラクターや動きも併せて作っていこうかな、と思っているところです。僕自身はバスケをずっとやっていたので、気持ちに共感する部分もありますし、チームの中での花巻も、彼だったらこんなことをしているだろうな、ということを考えて演じていきたいですね。それがおもしろく、この物語に色を添えられるように頑張っていますので、期待して観に来ていただきたいと思っています。
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©古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会 ※写真は初演のものです。舞台写真/渡部俊介